あなたの「生きやすさ」に寄り添うサポートを
昨今、広く知られるようになったADHDという言葉。
しかし、実は日本ライフオーガナイザー協会(JALO)は、今から14年前、2011年という早い段階から、片づけとADHDの関係性に着目し、支援の重要性を見出していました。
さらに、CD(Chronic Disorganization/慢性的に片づけられない状態)を専門的に研究するアメリカの団体、ICD(Institute for Challenging Disorganization/チャレンジング・ディスオーガニゼーション研究所)と提携。
国内での支援体制づくりにいち早く取り組み、特性に寄り添う片づけ支援を広めてきました。
私自身も、今回初参加された藤山さんも、このCLOプログラムで学びたくてライフオーガナイザー1級を取得し、すぐに飛び込んだメンバーです。
勉強会レポート
今回の勉強会では、主に以下の2つについて学びを深めました。
① JALOカレッジ発表:現場で活かすCLOの知識
CLOメンバーによる現場実践の共有。
クライアントの特性を深く理解し、その方に合った方法で支援している様子に、改めて感動しました。
② ADDコーチングについて
特に心を打たれたのは、ADD(注意欠如型ADHD)を持つ方への支援アプローチです。
自分自身がADHDである私にとって、まさに「こういうサポートを受けたかった」と思えるものでした。
また、勉強会後も経験豊富な先輩方への質問が止まらず、気づけば日付を超えてしまうほど――
学びに夢中になった、熱く充実した時間となりました。
感動したポイント
「強み」と「特性」の両方を理解する
- クライアントのAD(H)Dの現れ方、影響を科学的に認識。
偏見なく、脳の機能として捉えます。 - 「できること」と「できないこと」を見極める。
特性そのものを変えようとせず、環境を整えるアプローチ。
→ 「変えられないこと」「変えられること」を整理し、現実的な支援を行います。 - オーダーメイドの環境づくり感覚モダリティ(視覚・聴覚など)、個々の強みに合わせたカスタマイズ支援が可能。
→ 一般的な片づけ論に縛られず、その方の「生きやすさ」を最優先にします。 - 行動のカスタマイズと伴走支援ただ整理整頓を促すのではなく、時間管理、タスク管理、ルーティン作成、習慣化までサポートし、行動を「自分で選び取れる力」を育みます。
これはまさに、私が今後提供したいと考えている
「生活をととのえる伴走支援サービス」に直結する考え方でもあり、非常に学び多い時間となりました。
(↑はじめは丁寧なヒアリングから。偏見なく受け止めます)
こんな方に私たちを知っていただきたい!
- 発達障害(特にADD、ADHD)、感覚過敏をお持ちの方
- 一般的な片づけ方法がうまくいかなかった方
- 自分の特性を理解し、強みを活かした生活を送りたい方
- オーガナイザーに自分の特性を偏見なく受け止めてほしい方
もしあなたが、「ただ片づけをする」以上に
「もっと自分らしく、暮らしやすくなりたい」と感じているなら――
私たちCLOプログラムメンバーは、たくさんの引き出しと知見をもって、あなたに寄り添います。