家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

ご報告と、感謝をこめて──JALO SDGs AWARDS 審査員特別賞を受賞しました

ご報告と、感謝を込めて

少し時間が経ってしまいましたが、
今日はひとつ、ご報告をさせてください。

このたび、
「一緒に自信を育む、オンラインお片付け会」の取り組みが
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会(JALO)が主催する
「JALO SDGs AWARDS」にて評価していただき、
2025年のカンファレンス(JALOカンファレンス2025 in 福岡)において
審査員特別賞を受賞しました。

ライフオーガナイザーの業務とSDGsを結びつけ、
会員それぞれの実践や取り組みに光を当てることを目的としたアワードで、
日々の活動を見つめ直す機会として開催されているものです。

私の小さな取り組みを見つけ、丁寧に目を向けてくださり、
評価という形で受け取っていただけたことを、
とてもありがたく、素直に嬉しく感じています。


忘れられない、お客様との時間

この一年を振り返って、
どうしても書き残しておきたい出来事があります。

あるお客様は、
床がほとんど見えない状態から片付けをスタートしました。

けれど、
週に何度もオンラインでつながり、
一緒に手を動かしながら、
少しずつ、少しずつ空間を整えていかれました。

片付けの途中、
書類やノートを整理している中で、
忙しい育児や仕事の合間にも、
勉強に取り組んでいた痕跡が残っているノートを見つけたことがあります。

「後回しにしていた」のではなく、
できる形で、できる範囲で、
ずっと続けてこられていたことを確認し、
一緒に胸が熱くなった場面が、今も強く印象に残っています。

住まいが整っていく中で、
家のことを優先しなければならないという罪悪感から少しずつ解放され、
「今はこれをやっていい」と、
安心してやりたいことに向かえる状態が整っていきました。

最終的には、
オンライン支援だけでご自身の力で住まいを整えきり、
暮らしの土台が落ち着いたことで、
大切にしてきた学びに、より集中して本格的に向き合えるようになったと聞いています。

片付けはゴールではなく、
その人が本来の力を発揮するための土台なのだと、
改めて教えてもらった時間でした。


静かに支えてくださった方々へ

オンラインお片付け会は、
決して派手な場ではありません。

それでも、
100回以上、静かに参加し、
続け、支えてくださった方がいます。

一人ひとりの
「今日はここまで」
「今はこれで十分」
という積み重ねがあったからこそ、
この場は続き、
今回の受賞にもつながりました。

これは、
私ひとりの成果ではありません。

日々の暮らしの中で、
自分のペースで向き合ってくださった
すべての方との時間の総和です。


これからも、変わらず

受賞したからといって、
何かが大きく変わるわけではありません。

これからも私は、
・無理に急がせない
・正解を押しつけない
・その人のペースを尊重する

そんな片付けと対話を、
必要な方と、必要なタイミングで
続けていきたいと思っています。

この一年、関わってくださったすべての方へ。
本当にありがとうございました。

そして、
これから出会う方とも、
また静かにご一緒できたら嬉しいです。

 

予告

このオンラインお片付け会をきっかけに、
実はその後、フィンランドでの片付けプロジェクトへと
活動が広がっていきました。

それについては、また改めて書こうと思います。