- 「今日こそは」が続かない。私たちの心を削る、ルーティンの呪い
- 1. 【セルフチェック】今のあなたはどのステージ?変化の準備ができているか、そっと覗いてみる
- 2. 「自分」を変えるのではなく「環境」を整える
- 3. 福祉・業者、そして「ゆかたづけ」
- 4. ルーティンと仕組みに預けて、深呼吸できる毎日を
「今日こそは」が続かない。私たちの心を削る、ルーティンの呪い
「ADHDにルーティンなんて、絶対に無理」
「どうせ三日坊主で終わる。自分はだらしないんだ」
そんなふうに、自分を責めてフリーズしていませんか?
私自身もADHD当事者であり、同じくADHDを持つ息子の母でもあります。(親子で診断受け済)
かつての私は「ルーティン」という言葉を聞くだけで、胸が締め付けられる思いでした。
これまで何度も、今年こそ!と素敵な手帳を購入しては白紙にして挫折し、「やっぱり私には普通の暮らしはできないんだ」と、自己効力感をボロボロにしてきたからです。
でも、今は違います。 「頑張る」ことも「気をつける」ことも卒業しました。
家を10年かけて、ただの箱ではなく、「自分を責めなくていいシェルター」に作り変えたからです。
1. 【セルフチェック】今のあなたはどのステージ?変化の準備ができているか、そっと覗いてみる
まずは、今の自分の心の状態をそっと覗いてみませんか?
「変わりたい」という気持ちには、段階(ステージ)があります。
【ステージA】あきらめモード期(無関心期)
「どうせ何をやっても無駄」「特性だから仕方ない」と、変化を考えること自体に疲れている。
【ステージB】モヤモヤ・迷い期(関心期)
「このままじゃダメなのはわかってる。でも、また失敗して傷つくのが怖くて動けない」。
【ステージC】作戦会議期(準備期)
「今の自分でもできそうな、小さな工夫があるなら知りたい」「誰かの手を借りたい」と思い始めている。
【ステージD】お試し・実行期(実行期)
「とりあえずこれを試してみよう」と、具体的な一歩を踏み出している。

もしあなたが【ステージB】にいるなら、それは「今の自分をどうにか守りたい」という大切な防衛本能が働いている証拠です。
無理に動こうとせず、まずはこのブログを心の休息所にして、ゆっくり読み進めてみてください。
2. 「自分」を変えるのではなく「環境」を整える
ADHDの脳にとって、一般的なルーティンが難しいのは「意志の力」が足りないからではありません。
興味のあること、やりたいことがいっぱい。
やりたくないけどやらなきゃいけないと思っていることもいっぱい…
次は何をする?何を選ぶ?という「判断」という作業に、脳のエネルギーを使いすぎているからです。
雪かきをしてもしても、次から次へとタスクという雪が積もってくるような状態。
これでは、誰だって動けなくなってしまいます。
ルーティン化と仕組み化は、家族の笑顔を増やすための「攻めの守り」
だからこそ、私は「ルーティン化」「仕組み化」を提案しています。
それは、「家族の笑顔を増やすための、攻めの守り」です。
(私自身も約10年間試行錯誤して来ましたので、よかったらブログで軌跡をご覧くださいませ。)
見える化:脳のメモリを外に追い出す。
標準化:記憶を失った未来の自分でも迷わない手順を作る。
自動化・強制化:ITツールや配置を工夫して「そうせざるを得ない状況」を作る。
この仕組みが、あなたの「凹凸(特性)を包み込む、暮らしのクッション」となって、日々の小さな衝撃からあなたを守ってくれます。
3. 福祉・業者、そして「ゆかたづけ」
もし1人で一歩踏み出すのが怖いときには、誰に、どのタイミングで助けを借りるか?
暮らしを立て直すとき、いろいろなプロの形があります。
公的福祉(例:除雪車)
命や安全を守るための、なくてはならないセーフティネットです。
片付け業者(例:大型トラック)
一気にモノを搬出し、物理的な環境を劇的なスピードで変えてくれる心強い存在です。
ゆかたづけ(例:家の設計士)
私は、その「隙間」を担いたいと考えています。時間をかけてあなたの意思決定に寄り添い、「そもそも雪(タスク)が溜まりにくい家の構造」を根本から一緒に設計します。
どれが正解ではなく、今のあなたのステージに合わせて、最適なプロを組み合わせてほしいのです。

CLOとは?
4. ルーティンと仕組みに預けて、深呼吸できる毎日を
私と息子は、ルーティン化と仕組み化のおかげで、ワーキングメモリが劇的に解放されました。
ルーティン→「次は何だっけ?」と迷う時間が減る。
仕組み→誰がやっても家事が回る安心感。
驚くほど脳が疲れなくなり、家族の中に笑い合える余白が生まれたのです。
「ADHDだから無理」と諦める前に。
あなたの「苦手」を克服するのではなく、「苦手なことをやらなくて済む仕組み」を、私と一緒に作ってみませんか?
家を、あなたを優しく包むクッションに。
そして、自分を責めなくていいシェルターに。
あなたが深呼吸できる毎日は、きっとデザインできます。
【無料相談・お問い合わせ】
「今の私の状態でも、仕組み化できる?」 「何から手をつけていいか分からない」
そんなお悩み、ぜひ聞かせてください。
あなたのペースを大切にしながら、伴走します。
この記事を書いた人
清水ゆか(ゆかたづけ) 3児の母。自身も長男もADHDの診断を受けている。「苦手なことは克服せず、環境を味方につける」をコンセプトに、同じように片付けに悩む方をサポートするため「米国ICD認定CDスペシャリスト」や「ライフオーガナイザー1級」、「発達障害子育て支援アドバイザー」を取得。日々のカオスを乗り越えるリアルな発信をしています。「一緒に自信を育むオンラインお片付け会」が「JALO SDGs AWARDS 2025」審査員特別賞を受賞。