- 記録は「自分への愛」。事実を見て、自分を許し、自分を休ませる技術
- 行動ログで「事実」を知る
- 実績:記録だけで本当に変わった
- 「余白」を先に予約する
- 疲れた時の「メニュー表」を用意する
- 結び:希望をつなぐツールとして

記録は「自分への愛」。事実を見て、自分を許し、自分を休ませる技術
タスク管理というと「自分を厳しく律するもの」と思われがちですが、私の使い方は逆です。
記録(ログ)をとることは、自分を責めるためではなく、自分を助けるため(自分への愛)に行います。
行動ログで「事実」を知る
ADHDの特性を持つ私たちは、感覚で生きている分、「事実」を誤認しやすい傾向があります。
「今日も何もできなかった……」と落ち込む日も、記録を見返せば意外と家事をこなしていたりするものです。
私はTask Walkを使って、日々の行動ログを取るようにしました。
「SNSサーフィン 30分」「ぼーっとしていた 15分」といった時間も、正直にTask Walkに記録しています。

前日飲み会があったので、今朝はダメダメでした笑。
でも、これを「サボった」と自分を責める材料にはしません。
「なぜか時間がない」という謎が解ければ、自分を責めなくて済むからです。
「ああ、私は疲れていて、これだけの休憩が必要だったんだな」と事実を受け入れる。
それが次回の計画を立てる時の貴重なデータになります。
実績:記録だけで本当に変わった
「記録するだけ」の効果は絶大でした。
- 体重測定ログ
「太ったかも」と直視するのを避けていた体重を、朝のルーティンに組み込み、毎日淡々と記録し始めました。
事実を見ることで自然と自制が効き、3ヶ月で3kgの減量に成功しました。(本当に)

- SNS無限スクロールの克服
「オンラインショッピング(テム) 4時間25分」というログを目の当たりにして愕然としました…。疲れているときこそ、一晩中止まらないことがけっこうあったんです。
でも、事実を直視したことで、これもまた不思議と自制が効くようになり、目的を持って閲覧するようになり、多くても2時間くらいに収まるようになりました。
記録は、現実を変えるための最強のスイッチだと確信してしまいました…。

「余白」を先に予約する
ADHDの脳は、電池切れになるまで走り続けてしまいがちです。
過集中で突き進み、突然プツンと電源が落ちる。
これを防ぐためには、先回りして充電する必要があります。
だからこそ、タスクを入れる前に、まず「余白(ホワイトスペース)」や「セルフケア」の時間をスケジュールに入れてしまいます。
これを「自分への支払い(Pay Yourself First)」と呼ぶそうです。
「時間が余ったら休もう」ではありません。「休むために時間を確保する」のです。
これが強制終了(パニック)を防ぐ唯一の方法です。
急に倒れたとき、困るのは自分だけではありません。大切な人たちも守れなくなってしまいます。だからこそ。
ご参考までに私のセルフケアリスト↓


疲れた時の「メニュー表」を用意する
決断疲れがピークの時は、「どうやって休むか」さえ決められません。
結果としてスマホの無限スクロールなどに逃避してしまいます。
そんな時のために、「コーピングリスト(ご機嫌リスト)」を作っておきます。
• 好きな映画を見る
• ちょっと高級なチョコを食べる
• 散歩に行く
などなど。
疲れた時は、このメニュー表から指差しで選ぶだけ。
自分の脳をメンテナンスすることは、贅沢ではなく、ADHDの脳を機能させるための「必須業務(燃料補給)」なのです。
ご参考までに私のご褒美リスト↓


結び:希望をつなぐツールとして
カオスな日常の中で、タスク管理は単なる事務処理ではありません。
「いつかやりたいこと」をタスクとして残し、母や妻としての役割だけでなく、個人の人生が消えていないことを確認する。
私にとってタスク管理は、カオスな日常を生き抜くための「希望をつなぐツール」なのです。
次回はいよいよ最終回。 義務感で始めたタスク管理が、いつしか「エンタメ」に変わったお話をします。お楽しみに!