家は味方

ADHD親子の、片付けられる家。

お祝いの新常識。「お金を贈る(できれば振り込み!)」はドライではなく究極のケア設計

はじめに:「お金のお祝い」は冷たい?いいえ、究極の優しさです

贈答品の販売現場と、現在の片付けのサポート現場、両方を見てきた私から「お祝い」についての新しい提案です。

結論から言うと、「お祝いはお金を渡そう(可能なら振り込みで!)」というお話です。

「ドライすぎる」「お祝いの気持ちがないみたい」と笑われてしまうかもしれません。

しかし実はこれ、相手の暮らしの「余白」を守るための、とても優しく論理的な愛情表現なのです。


赤ちゃんは「遊びの天才」。育児グッズは意外といらない

初めての妊娠や出産では焦って色々なものを買ってしまいがちですが、振り返ってみると、赤ちゃんのためではなく、大人が買い物を楽しむための大義名分だったりもするのです。

子どもは遊びの天才であり、ボウルや洗濯バサミなど家にある日常のもので何でも楽しく遊べます。

物言えぬ赤ちゃん時代は、なるべく少ない物量でシンプルに暮らしても良いのではないでしょうか。

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「いただきもの」が家の余白を奪う悲しいループ

実家や友人からのプレゼントは、親切心や愛情からのものであり、とてもありがたいものです。

しかし、一時的に増えたものが収納から溢れ置きっぱなしになると、それが長期的に散らかる原因になってしまいます。

自分たちで選んだわけではない物に囲まれていると、自分たちが本当は何を大切にしたかったのかが分からなくなり、物の見極めがどんどん苦手になってしまうという悲しいループに陥る方が大勢いらっしゃいます。

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「欲しいもの教えて?」に潜む、リクエスト制の罠

「じゃあ、相手に欲しいものをリクエストしてもらえばいいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、贈答品を販売していた視点から見ると、これもあまりおすすめできません。

リクエストを聞かれた側は、「早く決めて返信しなきゃ」と焦ったり、関係性から「負担になりたくないから安いものにしよう」と気を遣ったりします。

逆に「せっかくだから良いものにしよう」と無駄にブランド意識が高まったり、センスの良さを見せたくて洒落たものを選びがちになったりします。

なぜなら、リクエストを聞かれた時点では、まだ「自分のお金」ではないからです。


「自分のお金」になって初めて、本当に必要なものが選べる

お金を渡されて、はじめてそれは「自分のお金」になります。

人は自分のお金になったとき、はじめて「賢く使おう」という意識が働きます。

見栄や遠慮ではなく、家の中でちゃんと使われて、役に立ち、残り続ける「本当に必要なもの」を選ぼうとするのです。

さらに、モノではなく「体験」に使ったり、子どもが将来留学や一人暮らしをする時のための「投資」に回したりと、長期的な視点で未来の選択肢を増やすこともできます。


おわりに:相手の未来を応援する「ケア設計」を

だからこそ、私はお金を贈ることをおすすめします。

可能なら、振り込みが良いです!

少しでも金利がつきますし、クレジットカード払いにすればポイントも溜まりますからね。

そもそもプレゼントは、数ある愛情表現の一つでしかありません。

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お金や振り込みという形をとることは、相手の家の「余白」を守り、精神的な負担を減らし、未来を応援する「究極のケア設計」になります。

お互いが深呼吸できるような優しい関係性を築くために、こんなドライで温かい選択肢を持ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

この記事を書いた人

清水ゆか(ゆかたづけ) 3児の母。元贈答品の販売員。自身も長男もADHDの診断を受けている。「苦手なことは克服せず、環境を味方につける」をコンセプトに、同じように片付けに悩む方をサポートするため「米国ICD認定CDスペシャリスト」や「ライフオーガナイザー1級」、「発達障害子育て支援アドバイザー」を取得。日々のカオスを乗り越えるリアルな発信をしています。「一緒に自信を育むオンラインお片付け会」が「JALO SDGs AWARDS 2025」審査員特別賞を受賞。

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