家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

ぐちゃぐちゃ時代を生き抜く実践的ハイチェアの選び方!(ADHD親子向け)

ハイチェアの選び方についても、聞かれたことがあるので記録しておきます。

ご参考になれば幸いです。

 

「ずっと使える」ってほんと?

よく、「大人になるまで長く使える」ことが謳い文句になっている商品があります。

一つのものを愛着を持って長く使うというのは、エコの観点からも理想的ではあります。

そういう物語のある暮らしは、私も大好きです。

 

しかし!

3人育てて現実を見た我が家が出した結論は、「ずっと同じものは使わない」でした。

 

重要な点が違う、3つの子育て期

①離乳食スタート~2歳くらい

②2歳〜小学校高学年くらい

③小学校高学年~

 

だいたいですがこんな感じに3つの時期にわけて考えてみると、大事にしたい点が異なります。

なので全部の時期を一つの椅子で兼ねようとすると、いつも中途半端になる、というのが私の考えです。

各メーカーが長く使える機能をつけてそれをアピールするのは、単価を上げるためかもしれません。

でも、お金をしっかりかけるべきは、③のタイミングだと思います。

 

①離乳食スタート~2歳くらい

この時期大事なのは、

  • シンプルな構造で掃除がしやすいこと!
  • 赤ちゃんが自力で出てこれない形!
  • 短い期間しか使わないので安価でOK。

 

自分で食べ始める頃で、ぐっちゃぐちゃになります!

テーブル、ベルト、足置き…部品が増えれば増えるほど、構造が複雑になり、そうじがしにくくなります!

表面拭けたとしても、すきまは分解しないと掃除ができません。

我が家も一人目のときには気合を入れて、下のような商品を買いましたが、とってもお手入れが大変でした。

足置きがないと咀嚼が上手く行かないって話があります。

でも足置きにちゃんと足を置きじっとしてご飯を食べる子なんて、我が家にはいませんでした。

足置きは、立ち上がってテーブルに乗ったり、ご飯中にウロウロするためにあるのかと思うほど!

 

なので、3人目では足置きもベルトもテーブルもないタイプにしました。↓

select.cuna.jp

↑こちらが新生児期から大活躍しました。

本当に良かったです。

軽いので片手で運べて、折りたたんで帰省や友人宅に行く時持参できたり。

布製部分は簡単に外せて洗濯でき、一晩で乾きます。

ただし、最近(1歳9ヶ月)これに座るのを嫌がって兄たちと同じ椅子に座りたがるようになってしまい短命でした。

メルカリなどで中古で出ているので、中古を格安で購入すればよかったかもと思っています。

短命なだけにきれいな状態のなので、もうすぐ出産する友人にあげることになりそうです。(売ることもできそう)

 

IKEAのこれでも良かったと思っています。↓

www.ikea.com

2,000円切るってすごいです。

 

②2歳〜小学校高学年くらい

この時期大事なのは、

・引き続きシンプルで掃除しやすいこと

・自分で乗り降りしやすい

・床が傷つきにくい

 

引き続きまだこぼしたり汚すので、つるんと拭けるものが良いです。

そして、自分で乗り降りしたり、お絵描きしたり、遊びにも使うので、とにかく床を引きずることが多くなります。

うちはこの時期に床が傷だらけになりました…。

ちゃんとフェルトシールを椅子の脚に貼って対策しましょう。

こういう椅子↓はロボット掃除機が通らないので、ロボット掃除機を使っているなら却下です。

また、ひじ掛けがついてる椅子も注意です。

子どもが自分で乗り降りしたり動かすときに、ひじ掛け部分がテーブルの側面にガンガンぶつかるので、傷だらけになります。

だからひじ掛けもない方が乗り降りもしやすいしおすすめです…

 

理想的なのはこんなタイプかと。↓

我が家も検討中です。

 

ここまで2,000円〜1万円台でしのぎたいところです。

 

③小学校高学年~

もう、大人用の椅子でもほぼ問題ないので、お金をかけるならこのタイミングかと!

インテリアに合うもので、本人の意見も聞きながら、良い椅子をじっくり選べばいいと思うのです。

本人も、子ども椅子を卒業し大人になる感じがして、楽しいのではないでしょうか。

 

最初に投資しすぎない

以上、我が家はこんな考えでハイチェア選びをしました。

ポイントは、最初に気合を入れて投資しすぎないことだと思っています。

長い目で子どもたちの変化、成長、お金のかけどころを見極めて、選ぶことをおすすめします。

 

各ご家庭で使い方や価値観が違うと思いますので、ぴったりのハイチェアが選べますよう応援しています!

一緒に子どもが自分で食べ始めて落ち着くまでの「ぐちゃぐちゃ時代」を乗り切りましょう。