わがままに生きたくて
私は、わがままな人が好きです。
昔からそう。
嫌われても気にしないから、思うことをはっきり言ってしまう人。
自分の中から湧き出る「こうしたい」があり、実現してしまう人。
自分が好き勝手にしているので、他人にも好き勝手を許してくれる人。
こういう人といると気楽です。
自分も自由になれるから。
私の大切な友達Kちゃんは、とても自由でわがままな魅力的な女性です。
彼女のぶっ飛んだ発言は、ハラハラするどころか、私を安心させてくれます。
世間体や年齢や属性を気にせず、私も思ったことを素直に何でも話せるのです。
彼女と会う日は、「あぁ、私実はこんなこと思っていたんだ、感じていたんだ」と気がつくことも多く、いつも新しい発見をお土産に、満たされた気持ちで帰路につきます。
物語の存在意義
「こうすべき」「こうあるべき」と自分を律している人は、人にもそれを求めずにはいられないはず。
だって自分だけが我慢していて、他の人がそのルールを気にしないなんて、耐えられないでしょう。
もちろん、現実社会においては守るべきルールが色々あります。
しかし時には、自分の感情や願いを素直に解き放って、思い切り表現したい日があると思います。
意識しようがしまいが、そういう日がないと、苦しくなってくるのが人間ではないでしょうか。
「本当はこうしたいんだよね」と吐露して共感してもらうだけで、心は軽くなるものです。実際に実現しなくても。
Kちゃんのように、どんな突飛な発言も許してくれる人が周りにいない場合は?
映画や小説、その他様々な作品は、そのために存在し生まれ続けているのだと思っています。
その世界の中では、ルールを安全に破ることができます。
わがままがすぎると、やっぱり破滅的なラストを迎えることが多いのですが…。
自由を感じられる映画
私が心惹かれる映画には、やっぱりわがままな人が出てきます。
とりあえず3つだけ。
「ベティ・ブルー」
「うたかたの日々」
こうして並べてみると改めて、私は自信がなくて、自分の意見が堂々と言えたり、大胆な行動ができる人に憧れがあるんだなぁとか、恋愛だけしていたいんだなぁとか、恥ずかしい自分の願望が明るみに出てしまいますね。
でも時々はこんな映画を見て、のびのび自由奔放な気分を楽しみたいと思います。
あなたの隠れた願望はどんなものでしょうか?そんなものないでしょうか?