家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

私の好きな、こんな時、こんな本

一人旅の記事で読書について触れたので、備忘録としても好きな本を書き残しておきたくなりました。

もし、お読みになったことがなければおすすめしたい本たちです。

元仏文科だったので少々、いやだいぶ偏りがありますが…

お料理に疲れたら。

 

 

土井先生の本は、必読書!と叫びたいくらい、全国のご家庭で読まれてほしい本です。

2冊の本に共通するメッセージは、普段の家のご飯はシンプルで良いということ。

だからこそハレの日が特別なものとして輝くのです。

肩の力が抜けて、また自炊を頑張ろう!という気持ちになれます。

 

 

働くのが辛くなったとき

①現実的に心をゆるめる

仕事が苦しくて思い詰めていた時、後に夫となった彼が貸してくれた思い出の本。

物事を適切に諦めることで、また前に進めるのだ、と教えてもらった気がします。

 

②とことん逃避したい!

この本の読書会のために京都まで足を運んだくらい、お気に入りの本。

ヴィアンがもし現代に生まれていたら、アニメーターにもなっていたに違いない、と翻訳した野崎先生がおっしゃっていました。そのくらい描写が独特でとっても愉快。

その裏は働くことへの皮肉と哀しみに満ちていて、主人公たちと一緒にどこまでも落ちてゆけます。

 

大切な人との絆を思い出す

内藤 濯先生の童話調の名訳に慣れ親しんだ方も、もう一度新訳を読んでみてほしいと思います。

新訳は色々出ていますが、こちらは、原文の乾いた文体に忠実に訳されたそうで、大人向けの雰囲気です。

つまりは子どもが自殺してしまう話…きれいごとではなく。

現実的な「なつかせる」という絆の作り方には、大人になってからこそ深く頷けるようになりました。

 

忙しい既婚女性に送りたい

私のバイブル。

仕事、育児、家事に忙しい女性が、自分自身を取り戻すため海辺で休暇を過ごします。

「どれだけ多くのものでではなくて、どれだけ少ないものでやっていけるか」

「自分自身の軸を探索するひとりの時間を持つこと」

結婚生活でとても大切なことを学べます。

あの有名なリンドバーグの奥様なのですが、今でいう「断捨離」や「瞑想」の発想を当時からお持ちだったなんて、その先進的なお考えに驚かされます。

 

愛情や親切心を取り戻す

王道中の王道。レ・ミゼラブル

本物は長くて読むのが大変なので、おすすめは子供向けに編約されたもの。

絶対図書館に置いてあります。

漫画になっているのもありますので、お子様と一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

読めば誰かに親切にしたくなり、子どもに優しくできること間違いなし。

下巻では、真面目なマリユスのおちゃめな部分と、神がかったジャン・バルジャンの人間味も垣間見れて楽しいです。

 

断捨離したい!

断捨離するとどう楽になるのか、具体的にわかるのでやる気が出ます!

 

シリーズ全部持っています。ジェニファーさんは憧れの人。

特に二冊目は家事育児に特化していて、とても参考になります。

 

引きこもりたいとき

新感覚の不思議なお話。アイスクリームが食べたくなります…

 

謙虚になれる、正しく諦められる

成功も、窮地も、偶然なのだと科学的に証明されているそうです。

 

平凡な自分に嫌気が差したとき

普通である勇気を持てます!子育てにも効きます。

 

子どもを受け入れがたいとき

なかなか全て実践するのは難しいですが。

「怒りを感じても大丈夫」まずは自分の感情を受け入れることから…

 

以上、思いついたまま書いてみました。

せっかくの秋なので、素敵な読書時間をみなさまが楽しめますよう。