家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

心の充電が切れそうなときの「省エネモード」

完全に切れてしまわぬように

家事育児は日々、絶え間なく続いていきます。

体調が優れない日も、心が重たく暗い気分のときも、その両方がダメなときも。

「あぁ…!もう充電が切れる…!」

そんなときのための、とっておき。

「省エネモード」を私は搭載しています。

 

子育てを彩る+αの機能は全てOFF

最低限の機能だけに絞ります。

①笑顔をやめる

まずは無理に笑おうとするのをやめます。

ヨシタケシンスケさんの絵本に出てくるお母さんは、あまり笑いません。

それこそリアルなお母さんというもの。

笑えない状況なのです、笑えない自分を許してあげます。

woman.nikkei.com

 

②子どもに訳を話す

「遊んで、遊んで」「聞いて、聞いて」と言われたらなるべく応えてあげたいところですが、自分が元気になるまで待ってもらってもらうように正直にお願いしてみます。

「今日はつかれてるから、あんまり元気に遊べなそうなんだ。ごめんね。」

「今はやらなきゃいけないことで頭がいっぱいだから、ごめんね。」

「元気になったらぜひやろうね。」

駄々をこねられた時、100%対応してしまうのはエネルギーを消耗しすぎるので、

「泣き止んで落ち着いて話せるようになったらおいで」と言って、待ちます。

 

これはお互い様なのです。

子どもが「疲れた」といった時も、無理させないようにしています。

 

iewabuki.hatenablog.com

 

③誰の味方もしない

私が一番疲れてしまうのは、子どもたちの喧嘩をみることです。

二人の喧嘩に割り込み、どちらかの味方をしてしまうと、余計に炎上してしまうので、普段から距離を保つようにしています。

「二人とも大好きだから、どっちかだけの味方につけない」と、宣言してしまいます。

 

手が出るような喧嘩に発展してまった時は、クールダウンのため、それぞれの言い分は順番に聞くようにしています。

「今、どういう気持ち?」

「叩く以外に何をすればよかったと思う?」と聞いて意見が出たら、

それを元に「こうしたら喧嘩にならなかったんじゃないか」という相談をして、

「お互いに優しさを持ってね」でしめる。

私は、感情的にならずに淡々と済ませます。

 

④料理しない

買って済ませたり、パン屋さんで食べたり。

冷凍食品に冷凍野菜を混ぜて、味を薄める&野菜の量をアップする、というのも良いです。

【よく作る組み合わせ】

冷凍パスタ+冷凍ほうれん草

冷凍チャーハンか、ピラフ+ミックスベジタブル

 

こまめに休む、逃げる

育児中は、なかなかまとめて休憩することは難しいので、こまめに休憩を取ります。

目を閉じて視覚情報をシャットアウトし、深呼吸するだけでも少し休まります。

私は布団の中、トイレ、車の中、脱衣室などで、一旦目を閉じて深呼吸というのを1日に何度も行います。

 

1日の過ごし方

家にいたほうがラクなら、家で過ごします。

映画でも見てもらって、一緒にソファに座りながら私はお昼寝してもらうことも。

でも逆に、家にいた方が部屋が散らかったり、喧嘩が増えたりするので、いっそ出かけてしまったほうがラクなこともあります。

そういう時に行くのはだいたい図書館。

公園みたいに泥んこになって洗濯物が増えることもないし、静かにするべき場所なので、無理におしゃべりする必要がなくなるのが気楽です。

 

「垢じゃ死なない」

離乳食終わったくらいの小さな子のいる時期は、家で食べるとダイニングがぐちゃぐちゃになって、掃除や片づけが大変です。

子どもたちがそのくらいの時は、よく夕方から公園に行って、夕飯を外でお弁当にしていました。

お弁当と言っても、ごくごくカンタンなもの…おにぎりなどですよ。

できるだけ洗い物がないように、捨てられる容器があれば尚良し。

子どもは喜ぶし、疲れて夜ぐっすり眠ってくれて私も休めるし、多少こぼしても、ありさんが食べてくれます。

 

長男3歳&次男0歳のとき…

公園で夕飯を食べさせていたら、おばあさんに話しかけられました。

「あら、夕飯を外で?」

「…あ、はい…。。(怒られるのかしら…?ビクビク)」

「そのくらいの子だと、おうちぐちゃぐちゃになって大変なんでしょう。」

「そうなんです…なのでカンタンにお弁当にしちゃいました。(わかってもらえて嬉しい!)」

「お風呂も大変な日は、入れなくていいからね!垢では死なないから!」

と言って、さっと通り過ぎて行かれました。

つい涙ぐんでしまった思い出です。

 

ハグして充電

子どもたちと思い切り遊べないかわりに、のんびり抱っこタイムをします。

抱っこすると、自分も子どもたちも満たされます。

夫にもハグしてもらいます。

少し恥ずかしくても、抱っこしてと正直に言ってしまいます。

夫とハグしてると、なぜか嬉しそうに子どもたちが寄ってきて、みんなで抱き合うかっこうになることが多くて笑ってしまいます。