はじまりの春、思い切って
3月に入り、庭のミツバツツジの芽が膨らんできました。
3人の子どもたちもすくすく成長し、この春入園、入学、進学します。
私も一人の時間ができる予定で、これからやりたいことを色々考えています。
春だからといって、何か始めなきゃいけないわけではないけれど。
たまたまご縁があったので、先日「発達障害の子育て支援」についての講座を受けてきました。
その勢いのまま、以前から興味のあったライフオーガナイズについても学ぼうと、2級講座を思い切って受けました。
あまりに面白かったので、4月から始まる1級の講座にも、申し込みしてしまいました!
自分のためにまとまったお金を使うのは、とてもドキドキしました。
資格ビジネス…?という疑念や、資格を取得したところでリターンが得られるのか?という損得勘定、今の自分にできるのか?という自信のなさなどが、何度も引き留めようとしたのですが…
「つべこべ言ってないで、やってみろ!」
という夫の一押しで、ついにポチってしまったのです。
さぁ、もうやるしかありません。
ずっと自分のテーマだった「発達障害×片付け」
数ある片付けメソッドの中から、なぜ「ライフオーガナイズ」を学ぼうと思ったか。
それは、「唯一正しい方法なんて存在しない」と断言しているところに惹かれたからです。
ついつい、「完璧な誰か」になることや、「完璧な片付け」をすることが目的となってしまいがちだと思うんです。
そうではなくて、大切なのは一人ひとりと、その人生。
人によって目指すゴールも違うし、そこに至るまでの方法も、自分の特性に合ったものを選んでいい。
このような考え方が、多様性の時代にぴったりだと思いましたし、発達障害に悩む私にはとても響いたんです。
ちょうど、発達障害・学習障害についての講座でも、「一人ひとりに合った方法で」暮らしや勉強を工夫しようというお話を聞いたばかりでした。
自分に合った方法を見つければできるようになる
例えば、書字障害を持つ息子の勉強方法。
「何度も書いて覚える」という一般的な覚え方は、彼には負担が大きいものです。
そこで、「じーっと見て覚える」という彼なりの方法をとるようになりました。
傍から見れば、勉強しているように見えないかもしれません。
それでも、先日も漢字のまとめテストで100点を取ってきました。(二連続!)
以前は「犬」しか書けなかったのに…自分に合った方法を見つけてからは、漢字嫌いがなくなりました。
同じように、ADHDで片付けが苦手だった私も、自分の特性に合った間取り&方法で片付けるようになってからは、スッキリした状態をなかなかにキープできています。
このブログ初めての記事も、やはりこのテーマでした↓
「無知の知」思い知る
これまで自己流で家造りして、片付けて、ブログにも偉そうに(?)書き綴ってきたのですが、先日のライフオーガナイズ(2級)の講座を受けて、なるほどと言うことばかりでした。
まずは、(改めて)方法は一人ひとり違うということ。
夫婦でも、兄弟でも、快適な状態、やりやすい方法が違うそう。
よくよく話し合ってすり合わせないと、誰かにストレスがかかるし、続かないのです。
これまでは私の考えだけで片付けてきたので、家族とも話し合って行こうと思います。
次に、「思考の整理」にしっかり手間と時間をかけ、具体的な計画を立てることについて。
私はまず動き始めてしまうタイプなのですが、ここをしっかりしないから、リバウンドしたり、買い物ミスがあるんだなぁと反省しました。
まっさらな気持ちで、新しい知識と方法を身に着けて、暮らしの中で実践し、このブログの場などでご紹介できればと思います。
おまけ:春といえば…いちご!