- タスクが山積みなのに何もしたくない日
- 一歩進めば安心でき、2歩進めばエンジンがかかる
- タスクを見直す。本当に必要か?
- 1人で抱えすぎてないか?
- 不得意なことを無理してやろうとしてないか?
- 行政サービスを利用できないか?
- これで残ったものなら前向きに取り組めるはず!
タスクが山積みなのに何もしたくない日
たまに、もう何もかもしたくない・1ミクロもやる気でない、という日がやってきます。
だからといって、子どもが3人いてお腹を空かせているならば、動かないわけにはいかない。
なんとか重い腰を引きずりながら、最低限のことは済ませるしかありません。
こんな時は、もう一生ずっと明るい気持ちにはなれず、何も頑張れないんじゃないかと怖くなってしまいます。
こんなことが今までに何度もありました。
なのでさすがに最近はもう驚かず、
…そうそう、これね、よく知ってる。時々かかる、風邪みたいなものだ…
と心の中で呟いて、淡々と治していきます。
(食べながら寝てしまった末っ子。おつかれさま。気持ちわかるよ。)
一歩進めば安心でき、2歩進めばエンジンがかかる
- 復活には最短でも2日かかると認識。
- 発症日は、最低限生きられるだけのことをして、子どもと一緒に8時に寝る。
- 次の日、やることリストの中から一番簡単なものを選んで一つやりきる。
- 「できたできた」としっかりと喜ぶ。
- 徐々に難易度を上げ、リズムよくこなしていく
- 「なかなかやるじゃない私」と元気が出てくる。
- 1~6がうまく行かずそれでも元気が出ないようなら、早めに病院に行って合う薬をもらう。
つまり、【焦らず・ゆっくり休んだら・一つだけ頑張り・達成感を感じて・ずっとは続かないと安心し・少しづつエンジンをかけていく。】
一つでもできたら、リズムが生まれて自然とエンジンがかかることが多いです。
どうしてこの方法か。
私が辛いのは、「やりたいこと・やらなきゃいけないこと」ができなくて溜まってしまっている、ということだから。
それに対してはいくら気晴らししても、自己嫌悪しても、だめなのです。
とにかく一つでもやり抜いて、タスクを減らすしかないのです。
タスクが減れば、気持ちが楽になるし、自信も回復できます。
タスクを見直す。本当に必要か?
大事なことは「タスクを減らす」ことなので、リストを見直し、本当にそれをしないと困ることなのか?ともう一度確認します。
もしかしたら、しなくてもいいことが混ざっているかもしれません。
頼まれてもないのに家族のためにしようとしていることだったり、手作りにこだわりすぎていたり、買いに行かなくてもなんとかなるものだったり。
片付けや掃除などもそうです。目標が高すぎていないかを確認します。
私は「生きていさえすればいい」くらいまで目標を落とす日があります。
減らせるものはどんどん減らします。
1人で抱えすぎてないか?
自分でやらなくても良いことを抱え込んでいる可能性もあります。
周りに手伝ってもらえるなら、どんどんしてもらいましょう。
私は子どもたちにもよく仕事をお願いします。
掃除、洗濯、片付けなど、想像以上に大活躍してくれます。
プロに依頼するのも良いと思います。
良いお金の使い方だと私は思います。
例えば私は、こども園の一時預かりサービスを利用します。
「育児疲れ」「通院」などの私的理由でも、週一回まで利用できることになっています。
3歳児未満だと9時から午後4時まで給食付きで、2,500円です。
末っ子も楽しそうだし、本当にありがたいと思います。
不得意なことを無理してやろうとしてないか?
苦手なことは、できるだけ得意な人にお願いしましょう。
例えば私は、お金の管理が苦手です。
結婚当初はなんとなく、「家計は奥さんが管理するもの」「きちんと家計簿をつけなければ」と思い込んでいました。
でも実は、夫の方がお金の管理が大得意だったのです。
今では丸ごとお願いしています。(感謝!)
得意な人がした方が、何倍も早く・正確に・苦痛なくできるものです。
行政サービスを利用できないか?
家族に頼れる人がいない方もいらっしゃると思います。
私は夫に頼ることが多いですが、さすがに会社員で働いているので多くは求められません。
また、実母に来てもらうのも簡単ではありません。
海外駐在していたときはもちろん、現在も地方移住をしているためです。
苦手なことも、私がやるしかないときが必ずあります。
以前辛いとき、「相談支援」という福祉の行政サービスを利用させていただきました。
親子で発達障害からくる悩みを聞いていただき、具体的な解決に結びつくアイディアをいくつか出してもらい、感激。
診断書の提出で、学童・こども園の保育部にいれていただけることや、障害の状態によっては家事支援を受けることもできることがわかりました。
私は時間さえあってシングルタスクに落とし込めれば家事はできるので申し込みませんでしたが、必要な方はぜひ申請することをおすすめします。
これで残ったものなら前向きに取り組めるはず!
ここまでチェックできたら、あと残っているものは「自分がやるしかなくて、自分でやる意味があって、自分が比較的やりやすい、どうしても必要なタスク」だけです。
だいぶ取り組みやすくなったのではないかと思います。
忘れてはいけないのは、ここまでタスクを絞り込むためには、多くの人の協力が必要だということ。
態度で表すのではなく、具体的に、丁寧に、どんどん助けを求めましょう。
私たちは1人では生きていけない、心からそう思います。