愛はちゃんと伝わっているか?
先日、6歳間近の次男が赤ちゃん返りしてしまったことをお話しました。
iewabuki.hatenablog.com可愛がってるつもりだったのですが、伝わってないみたいで…
寂しがったり、くっついて離れなかったり、ぐずぐずしたり。
そんなとき、X(Twitter)でフォローしてくださってる方におすすめしてもら本がこちらでした。
「私たちは自分自身の愛の一次言語を使って相手に愛を伝えようとします。」
「相手にとっては外国語である言語を使って話しているので、メッセージが伝わらないのです。」
ギクリ!
足りないんじゃなくて、方法が違うだけ
子育てや夫婦関係がうまく行ってないように見える時、「愛情不足」なんて言葉を使う人を見かけます。
そんなにカンタンに問題を片付けてしまわないで!といつも思います。
最初から愛情がない家族がいるでしょうか。
愛は確かにある(あった)のだけど、それを伝える方法がわからなかったり、相手に伝わらなかったり、タイミングを逃してしまったり…
そんな状態が続いてしまうと、愛しているのか、愛されているのか、お互いにわからなくなってしまい、心が離れていくのだと思います。
「愛を伝える5つの方法」を読んで
一言で言えば、人によって「愛されている」と実感できる方法が違う。
なので、相手が実感できる方法で愛を伝えましょう、というシンプルな話です。
でも、それが意外と難しい!
人は、自分がしてもらって嬉しいことを相手にもしてしまいがちです。
それが相手にとってはピンとこないという場合があるのです。
どんな愛情表現を相手が欲しているかを、しっかり見極めなければなりません。
①肯定的な言葉かけ
②クオリティタイム
③贈り物
④サービス行為
⑤身体的なタッチ
みなさんはどの愛情表現に「愛されている!」と実感できますか?
ご家族はいかがでしょうか?
クオリティタイムについては、少しイメージが難しいかもしれません。
夫婦の場合、2人きりでゆっくり会話をするとか、お互いの好きなことに取り組むとか、散歩するとか、一緒に充実した時間を過ごすことです。
対お子さんでしたら、こちらの本も参考になると思います。
相手の興味に付き添って、一緒に面白がることが大事です。
サービス行為というのは、例えば家事を積極的にしてくれるなどです。
5つの愛情表現のうち、2つまで絞り、どちらが一番か迷う場合は、どちらかが完璧に満たされたとして、もう一方が全くなくても満足できるかどうかを想像してみてください。
ちなみに、相手の求める愛情表現と逆のことをしてしまうと、致命的なダメージを与えてしまいます。
タッチが大事な子に手を上げたら、言葉が大事な子に言葉の暴力を振るったら、深く傷つけてしまうそうです。
それにしても、少々昔の本ですが、「答えは人によって違う。押し付けはいけない」というのは、まさにダイバーシティの考え方ですよね。
今に通じる素晴らしい本だと思いました。
「愛」の話を家族でしよう(我が家の場合)
我が家でさっそく①~⑤の中で、どれが一番もらって嬉しいと思うかを話し合ってみました。
夫と私は、本の最後にあるテストも実施。
長男はプレゼント。特になんと、お金!
どうしてか聞くと、「だって、他の子どもにはお金あげないでしょう?俺たちを信頼してるからくれるんでしょう?」ですって。
他の方法は、恥ずかしいから嫌とのこと。
彼なりに色々考えているんだなぁと思いました。
確かに、長男は生まれてすぐの頃から、抱っこがそんなに好きではないようでした。
何かしてもらうのも、うざがる。
公園に連れて行くと、速攻で走っていなくなる。
「お母さんはくっついてこなくていいから、自由にさせて!」とでも言う感じ。
大好物の塩おにぎりとコーンスープをあげるととっても喜ぶので、なるほど確かに「プレゼント」が大事なんだなと思います。
次男は身体的なタッチ。とにかく抱っこが生まれたときから大好き!
しょっちゅう親と一緒に遊びたがるので、クオリティタイムも大事みたい。
何かしてもらったり、プレゼントをもらうことは、喜んではくれますが、そんなにありがたみを感じてないように見えます(ちょっと当たり前と思ってる?笑)。
夫については、うっかり私が勘違いしていたことが判明しました。
私に対してサービス行為を良くしてくれてたので、もしかして本人にとってもそれが必要なのかな?と思ったら大違い。
聞いてみたら断然、肯定的な言葉でした。
ただ単にせっかちでおせっかいなので、私があまりにのろくて、見ちゃいられないだけとのこと…
「俺は単純な男の子なんだよ。すごい!とか、ありがとう!って言葉が一番嬉しい。」
それ以外は長男と同じく「放っといて!」とのことでした。
私は身体的なタッチが大事です。
これはたぶん幼少期からのコンプレックスが作用しています。
アトピーで、一生触れたいと思ってもらえないと落ち込んでいた期間が長いので、優しく触れてもらえることが何よりも嬉しいのです。
クオリティタイムも大切ですが、もしそれだけで接触なしだったら不満が残るかなぁと。
末っ子(一歳)については、どれが大事が見極めていく時期です。
今は5つとも必要なのかなと思います。
いろんな方法を試しながら探っていきたいです。
愛って、相手をしっかり見つめて、相手のほしいものを見極めて渡すことなんだなって実感しました。
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