物が多いから片付けが辛い。そんなのわかってる。
極論ですが、そもそも物がなければ、片付ける必要はないですよね。
その物たちに割く空間も、時間も、気持ちも、体力も、必要なくなる。
その理屈では、物が減れば減るほど、楽になるはずです。
使っていない物、必要ない物を手放せば、残る物はそれほど多くない。
数少なくなれば、あくせく収納に工夫しなくても、ほぼ「置くだけ」で、散らかった状態にはなりません。
散らかっていなければ、掃除もしやすく、気持ちの良い部屋をキープできるわけです。
そんなことをこちらの本で学びました↓ 大好きな本!
以来、私にとって片付けとは、ほとんど「捨てる」ことに近しいです。
いや…!!そんなのわかり切ってますよね…
片付けに効く一番の薬
私は劇薬を飲みました。そう、「引越」という劇薬です。
これが結論です。モノを減らすには、引越が一番!!!
私は結婚してから10年間で、都合により9回引越しました。その度に、
- 自分と家族は「今」どんな状況なのか
- その状況で、本当に「今」何が必要なのか
- その物たちは、ちゃんと「今」の生活スタイルに合っているのか
を見極めてきました。
引越には、タイムリミットがあります。
そしてお金がかかります。物が少なければ少ないほど、お安く済みます。
そういう極限状態にないと、人は(私は)動かないのです。
業者と化して売りまくった夫
便利な時代です。捨てるという心苦しいことをしなくても、個人が気軽に売ることができるようになりました。
かなり手間はかかりますが、我が家の場合は、マメな夫が頑張ってくれました。
ある引越の際には、合計40万円以上売り上げるという偉業を成し遂げてくれました。
以前デパートでテーブルウェアの売場に勤めていた私は、独身時代に買いためていたブランド食器もほとんど手放しました。
幼い子供がいて、食洗機ばかり使う私には似合わないと踏ん切りをつけたのです。
思い出の品や大物の家具などにも、似たような決断をしてきました。
片付けやすい間取りを選ぶ
大きめの玄関収納やファミリークローゼットが置けるような間取りがいいなと個人的には思います。
でも一般に、片付けのハードルが高まるような間取りの家が多いと感じます。
私には、玄関には靴しかしまえない、各個室にクローゼットがあっていちいち運ばなきゃいけない、洗濯機から干す場所しまう場所が遠い生活は苦しかったです。
だからこそ実現させた、玄関に大きいロッカールーム、広い洗濯室にファミリークローゼットがある家。
この間取りなら、どんなご家庭でも片付けに深刻にならずに済むんじゃないか。
もっとこんな間取りが増えてほしい、一般的になってほしい。
少なくとも選択肢の一つになってほしい。そう思ってこのブログを書いています。
新生活のイメージがモチベーションに
新しい生活が始まるんだ!次の家ではこんな風に過ごしたい!という楽しいイメージをたくさんしました。
それこそが物を減らすモチベーションになります。
一度手放せば、今の自分にピッタリなものを新たに買う楽しみもできます。
引越は、自分を見つめ直し、受け入れ、より良い生き方を考える素晴らしいきっかけになります。
ものすごく大変ですが、私は引越が大好きです。
いつか子どもたちが巣立ったら、夫と二人で小さな家に引っ越して、また新生活を始めるのが夢です。