ADHDの私が家事の中で最も苦手なもの。
それは料理です。
料理って、マルチタスクの代表格じゃないですか。
あっちでお鍋がグツグツ、こっちでフライパンがジュージュー、背後からお湯が湧いてシューシューいって、しかも子どもたちが3人話しかけてきたときには。
もう頭は真っ白。
完全にフリーズしてしまいます。
ワーキングメモリが全く足りない。
何にも邪魔されなければ、一つの料理を丁寧に作ることはできます。
それならむしろ好きなくらい。
でもそんな状況は現実になかなかありえない。
世間の「料理上手な妻、お母さん」への憧れと自分とのギャップには、さんざん落ち込みました。
私は手の込んだ料理は作れないし、お客様に気の利いたおもてなしもできないし、子どもがお友達に自慢できるような華やかなお弁当も作れません。
料理に対する思い込み
そんな私に夫は言いました。
「目標が高すぎる。俺も子どもたちも凝った料理なんかいらん。不味くてもいい。火が通ってて腹が一杯になればいい。」
「冷凍食品で何が悪いんだ。買い込んでやる。」
「俺も上手くはないが、〇〇がやるよりずっと早くできるから俺がやる」
ああそうか。
私には色々思い込みがあったんだなと気が付きました。
- インスタグラムに出てくるような素敵な料理を毎日出さないといけない
- 料理が下手なんて、だめなお母さん
- 冷凍食品やお惣菜は悪
- 料理は母親がやるもの
ちがう。私が持つべき適切な目標はこれだ。
- 毎日子どもたちに、栄養を与える。
- 料理以外でしっかり愛情表現をする。
- 夫が出張でいないときは冷凍食品やスーパーのお惣菜をフル活用する。
- みんなに手伝ってもらう。調理家電に作ってもらう。
ゼロベースで自分を救うキッチンを考える
そんなわけで、ちょっと人からびっくりされるキッチン(自分ではスタンダードだと信じてる…)が生まれました。
今後それぞれについて記事を書いていきたいと思います。
- カウンターキッチンをやめた
- コンロをなくした
- 大型食洗機を入れた
- 調理家電をギッシリ入れた