しばらく片付けの話ばかりだったので、少し休憩して、最も個人的な話をつらつらと書きたいと思います。
- ASDとADHDの夫婦が多い???
- 一般的な夫婦と役割が間逆
- 唯一できること
- なぜ続いているのかわかりません
- なんでこんなことを書いたかというと
- 結婚・妊娠・出産・育児は、リスクでありチャンス
- そんなわけで、仕事にも挑戦したいなと思っています
ASDとADHDの夫婦が多い???
今日、こちらの本を読んでいました(また片付けの本じゃん)。
改めて、私の初心(ADHDでも幸せになろう)を思い返せるような内容でした。
ひとつ気になったのが、こちらの文章。
あれれー?これ、私たち夫婦の話に似てないか???
(でも、漫画ではASDが夫でADHDが妻だけど、うちの場合は逆パターン。しかも、ADHD診断を受けているのは私の方。)
つまり、夫は私のことを「自分とは真逆で面白い」と思っていてくれ、私は夫のことを「めんどう見がよくお世話好き」でほんとありがたい!と思っているのです。
私は好きなことにのめり込んで周りや時間が見えなくなるタイプ。
要領や段取りが悪く、数字が苦手。人付き合いも得意な方ではありません。
不注意優勢型のADHDの診断を受けましたが、ASDの方の特徴を聞くと思い当たる部分もあります。
一方、マルチタスクも時間管理もお金管理も得意で、要領も段取りもよく、社交的な夫は私と正反対です。
多動傾向が強く、全国を飛び回っては友達を増やして帰ってきます。
そんな二人が高校時代から付き合っていて、4年間離れた期間がありましたが結婚。
気づけば11年経とうとしています。
20年前、高校生だった
11年前、紆余曲折を経て結婚したころ
一人目を妊娠した頃
一般的な夫婦と役割が間逆
「見えない家事」をしているのは
いっとき話題になっていました。
夫が知らぬ間に主婦がしてくれていることがこんなにあるんだよ!という話です。
うちの場合、夫が「見えない家事」をしてくれています。日用品の補充、ストック管理、ゴミ出し準備、換気扇や排水口やエアコなどのフィルター掃除…。
「見える家事」をしているのは?
…それも主に夫なんです。料理、洗濯、掃除、子どもと遊ぶ、子どもの勉強を見る…
田舎の戸建てに引っ越してからは芝刈り、洗車(車検や保険など車の管理)も。
お金の管理は?
夫がしてくれています。
保険、税金、資産運用、何でも来いです。
PTAや地域の係、ご近所付き合いは?
それも夫がしてくれて…
去年はこども園の保護者会長、小学校の学級委員長をしてくれました。
今年はPTA役員と地域の地区委員をしてくれています…
ってことは生活費を稼いでいるのは奥さんなんですか?
それも夫なんです…
ってことは何もしてないんじゃ…。
その通りなんです…
唯一できること
私は、片付けだけはなぜか大好きなんです。掃除も割と好きです。
洗濯物をきれいにたたむのも好きだし、何かをきれいに並べて整理整頓することは本当に趣味といえます。
子どもたちの認識としては、冒険・遊び→お父さんの担当、リラックス・絵本読み・就寝→お母さんの担当です。
つまり一緒にゴロゴロするというなんとも楽な役回りです。
あと、お弁当の日は私がお弁当を作っています。それだけはしています。
(卵焼きはお父さん担当ですが)
あと割としょっちゅう夫は出張に行くので、そのときはちゃんと全部現代のテクノロジーを駆使して最低限なんとかこなしています。
それはこれまでブログに書いてきたとおりです。
なぜ続いているのかわかりません
なぜこの関係が続いているのか、私にもわかりません。
夫の方にばかり負担がいってるのは確かですが、なぜかこの家庭を続けていてくれています。
育休を2年もとってくれ、家事育児のサポートが引き続きできるように(そのためだけではないにせよ)退職・独立し、自由の効く働き方に変えてくれました。
私は夫が今でも大好きで、恋をしています(たぶん片想い)。
1日でも長くこの幸せが続くように、祈るばかりです。
なんでこんなことを書いたかというと
自慢であることは間違いないです。反対の立場で(うちの夫側の立場で)苦しんでいる女性が多い中、反感を買う内容だと思います。
でも、私がこのブログを書き始めたのは、過去の私=ADHDやアトピーで女性の幸せを諦めかけている方に、こんな例もあることを知ってもらいたかったからです。
日々、「今幸せでいることを、タイムマシンに乗って過去落ち込んでいた自分に知らせたい」と思います。
もし未来に希望があるとすれば、もう少し日々明るい気持ちで過ごせたかもしれない、そう考えて、私はあえて、楽しい家庭生活の情報を発信することにしています。
結婚・妊娠・出産・育児は、リスクでありチャンス
もちろん当たり前のことですが、したくなければ無理してするものでは絶対にありません。
でも、少しでも興味があったりいいかもと思うなら、それらを経験してみるのも素敵なことです。
結婚・妊娠・出産・育児については、ただでさえ怖い情報ばかりが飛び交っています。
確かに、壮絶な経験をされている方もいらっしゃると思います。
特に発達障害を抱えている方には、それらを前向きな気持ちで捉えることは難しいかもしれません。
でも、「リスク」は本来、「チャンス」という意味が含まれているそうなのです。
リスクを取らなければ、チャンスも得られない。
そのとおりだと思います。
そんなわけで、仕事にも挑戦したいなと思っています
正直、これまでのアルバイトや仕事で、たくさんのご迷惑をおかけしてきて、トラウマレベルなのですが…
もう一度、唯一できる「片付け」を仕事にできないか模索中です。
今日読んだ本を書かれた西原三葉さんも、ADHDながらご自分の特性に合わせた仕事で自立し、3人のお子さんを、お一人で育てられたとのことです。
こういった明るい未来を見せてくれる先輩方の情報を追って、前向きに日々を過ごしていきたいと思います。