家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

ADHDでもできるお金管理④稼ぐ力

はじめに

これまで、節約、ポイントの活用、資産運用とお金の話を書かせていただきました。

次に、稼ぐ方法についても少し触れていきたいと思います。

 

稼ぐのが苦手な私

実は私自身、稼ぐのがとても苦手です。

今は全く稼いでいません。

大学卒業後は就職して働いていましたが、なかなか社会生活がうまくいかず、とても辛い日々でした。

 

ADHDとの闘い

職場のメンバーにはとても恵まれていました。

だからこそ、ご迷惑をおかけしてばかりなのは、辛いものがありました。

その当時はまだADHDの診断を受けておらず、努力が足りないせいだと思い空回りするばかりでした。

そういった経験を通して、一部のADHDの人にとっての稼ぐというのは、非常にハードルが高いものだと考えています。

 

稼ぐための工夫

もちろん、ものすごく稼ぐ能力が高い、つまり専門性が高かったり、特殊な能力を持っていたり、人とうまくやっていけたり、そういった方もいらっしゃると思います。

でも私はあまり社会に適合できなかったので、それでも生きていくための工夫を書いていきたいと思います。

 

変化球を投じる

結論から言いますと、多く稼ぐことを求めずに、お給料が低かったとしても長く継続して働き続けられる、精神的に負担のない職場を見つけることが一番大事だと思います。

また、自分の力だけで生きていこうと考えずに、パートナーや親に助けてもらうことだって、お願いして良いものだと思います。

そして、お金のかからない楽しみをたくさん見つけましょう。

今まで書いてきたお金の仕組みなどをうまく使いながら、なるべくたくさん稼がなくても生きていける生き方というものを探っていくというのが、逆説的ですが、稼ぐことを楽にしてくれると信じています。

 

専業主婦の生き方

例えば私の場合は、今は専業主婦です。

夫の稼ぎだけで生活しています。

女性も自立すべきこの時代に、専業主婦に対して風当たりが強いのはわかっています。

しかし私の家族は、専業主婦でお金を稼いでいないからダメだということは、一切言わず、理解を示してくれています。

今は外からお金を稼ぐということはしていませんが、 稼いでくれる夫を支えるという意味で、貢献していると認めてくれています。

 

資産運用のアイデア

また、親のすねをかじるというのはこのことですが、 もし親御さんにいくらか資産があり、それを将来的に子どもや孫たちに分配するということを考えているなら、 そして資産運用などになかなか手が付けられていない状況であれば、 子ども世代にお金を渡して資産運用をして、少しでもそこからお金を増やしていくということも、 すごく現実的なアイデアです。

少し話はずれますが、日本全国には2000兆円に上る預金があるそうです。

 

まとめ

ADHDで悩んでいる方は、 真っ向からたくさん稼いで生活を豊かにしようとするのではなく、少し変化球を交えながら工夫して生活を整えていくということが大事になります。

次のブログでご紹介しますが、補助金などの公的な制度をしっかり使っていくということもそのうちの一つの手段になります。