家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

PCとZ会を使った家庭学習

家庭学習の良し悪し

親の独断と偏見で、良かれと思って提案する家庭学習が、良かったのか悪かったのか。

それは子どもが大人になってから評価するものなのかもしれません。

その時幸せを感じていれば「良かった」ことになるし、そうでなければ「悪かった」ことになるのでしょう。

そしてその良し悪しが、どのくらい子どもたちの人生や幸せに影響を与えるかも今の時点ではわかりません。

それでも、親は一応、その時良いと思う方法を進めるしかないのだと思います。

 

我が家の考え方

大前提として、学校に頼らない・期待しないようにしています。

みんなで集まって集団教育を受けるというのは、インターネットも多様性に対する考慮もない時代に作られた仕組みです。

わざわざ毎日重たい荷物を背負って登校し、5,6時間座りっぱなしで耐えても、得られる知識自体は大した量ではありません。

しかも息子の特性では、集団授業の形式はなかなか辛いものがあります。

なので学校は、お友達と遊んだり、イベントや役割を経験する場として捉え、学習は家でフォローしていく方針です。

学校で提供される学習方法を疑うわけではありませんが、ゼロから見直してみるメリットはあると思っています。

一つは、よりコストパフォーマンスの高い勉強ができる可能性があること

二つ目は、自分にあったより良い方法を自分で考える経験が積めることです。

せっかくなので、今の時代だからできる方法にチャレンジしてるつもりです。

 

一人一台PCの家庭

ITの仕事をしている夫の考えで、我が家は5歳から一人一台PCを持たせています。

日々の勉強と、遊びに使っています。

具体的には例えば、ロゼッタストーンという語学学習ソフトを使って英語を勉強しています。

リスニングと発音はかなり鍛えられていると思います。

あとは本人の希望で、Z会のプログラミング学習に遊びで取り組んでいます。

ちょっと集中力が切れてる瞬間(目線が違う方向!)を撮ってしまいました↑

 

Z会の自主学習

集団授業では集中できない息子でも、一人マイペースでできる、家での勉強は、比較的集中できるようです。

Z会を選んだのは、シンプルな内容で、余計なおもちゃがついてこないから。

物が増えると管理が難しくなるからです。

親と道具を準備して取り組む必要がある「ぺあぜっと」は、正直あまりできていませんが(本当はこれをしっかりやるととても良いと思う)…

じっくり考える必要がある良問ばかりの良いテキストだなぁと毎回思っています。

 

毎朝の習慣に

私たち親がびっくりしているのですが、本当に毎朝取り組んでいるんです…信じられませんよね。

旅行、キャンプ、実家に帰省するときもです。

もちろん最初は親が言ったわけですが、まさか続くなんて思っていませんでした。

 

小さな頃から、メディア・ゲームの前には片付けるというルールを守ってもらっているのですが、幼稚園でZ会を始めてからは、片付けにプラスしてZ会を。

5歳でPCを与えてからは、ロゼッタストーンを3~5問をタスクに加えました。

宿題があれば、宿題も追加です。

それさえ終われば、好きなことができるので、早く終わらせてやりたい!という気持ちで早朝から勉強に取り組むようになったのです。

 

この方法は、勉強がやっつけ仕事になってしまい、発展的な学習に繋がらないというデメリットがあります。

でも、勉強が楽しくて、自分からいくらでも深めていける子なんて、希少な存在なのではないでしょうか。

最低限やるべきことをやってくれていれば、それ以上求めるのは難しいかなと思っています。

 

プロセスは任せて、結果だけ確認する

勉強が、適当なやっつけ仕事になっていないかは、学校のテストとZ会の添削問題の結果で確認します。

結果がきちんと出せていれば、文句は言わない。

結果が思わしくなければ、学習方法を一緒に見直す。

毎日監視するのは親が無理なので、プロセスは本人に任せています。

答え合わせも小学3年生からは自分でやらせています。

それで失敗したら、考えればいいと思っています。

 

メディア・ゲームのルール

我が家では、結果が出ていれば文句を言わないと言いました。

メディア・ゲームに関しても、やることをしっかりやっていれば、思い切りやれば良いと思っています。

よく、30分までに限定されてる親御さんが多いと聞きます。

でもそれではどのゲームもクリアできないのではないかと想像します。

うちは勉強、読書、運動をすれば、平日は1時間、休日は2時間OKにしています。

その程度であれば、生活が崩れることはありません。

自分でアレクサにタイマーをかけて、鳴ったら終わりにしています。

お友達が遊びに来てくれたときなどは、時間制限を設けず思い切りできるようにしています。

 

以上、これで結果どうなるかはまだわかりませんが、子どもたちは本当によく頑張っていますので、このまま見守ろうと思います。

高学年になったら、中学生以上になったら、状況はどんどん変わっていくでしょう。

一旦、今の状況を記録しておきました。