一番好きな、たたむ作業
一番確実に達成感を味わえる家事だと思っているんです。
料理は、(私が苦手なのもありますが)相手の口に合うかはわからないし、掃除してもぱっと見はあまり変わらない。
でも、きれいに畳んだ衣類やタオルが収納の中でズラッと並んでいたら、美しくて気持ちが良い。
「家事やった感」が目に見えて嬉しくなる。
実際、たたむという単純作業は私にとって楽しく、大好きと言えることです。
Instagramで、美しいたたみ方を披露している方をフォローしているくらいです。
たたむことは趣味の領域だと知る
ただし、時間がかかる。
5人分きれいにたたんでしまうとなると、早起きしないと朝の時間が足りません。
そしてだいたい早起きできません。
あ、夫のほうが早く起きてる。
乾燥機を開け、引き出しの中にポイポイポイっと全くたたまずに放り込んでいってるように見えます。
「いや~不思議だよね。たたんでないように見えて、きれいにたたまれてるんだから~」と言いながら…
え???
えー?!!!
あ、あぁ…。
取りにくいじゃん、選べないじゃん。と言っても、男性陣は全く気にならないそうです。
ということは、たたむことは家族にとって「必要な家事」ではなく、私の「趣味」。
私ができる日は、気が済むようにたたんでしまいますが、みんながしまってくれるときは、ありがたく好きな方法でしまってもらうことにしました。
長男はお父さんと同じスタイル。次男はくるくる細長く丸めるのが好きです。
引き出しというのは便利な入れ物です。
中身がぐちゃぐちゃでも、閉めてしまえばすっきり見せてくれます…
ハードルを下げればみんなが助けてくれる
こんな風にしまっていたら、「物を大切にする心が育まれない」とか「お育ちが悪い」とか言われてしまいそうです。
私自身も、兄弟の将来のお嫁さんから叱られてしまいそうだなとは思います…
それでも、「さっさと片付けよう」「家事はその時できる人がやるもの」という認識でいてくれることが何より嬉しいのです。
私の母は、家事育児の一切を担っていました。
周りが手伝うと言っても、「私がやったほうが早いからいいよ」と言って自分で何でもしてくれていました。
最近母とその話をしたところ、「そういう時代だったからっていうのもあるけど、自分の好きなようにしたかったから」と言っていました。
母のように、自分でしっかりやりきることができるなら、それがベストなのだと思います。
でも私には真似できそうにありません。
私は一人じゃやりきれないから、一緒にやってほしい。
でも私が目指すやり方を押し付けたら、誰もやってくれなくなる気がします。
やってくれるなら、やり方は任せる。
「こうあるべき」のハードルは下げて、どんどんみんなに助けてもらい、笑いながら暮らしていきたいと思っています。
おまけ:そんな我が家のタオル収納
バーを、これでもか、はしごか?というくらいつけまして、かけるだけの収納にしました。この写真は気取ってきれいめにかけましたが、いつもは色々なスタイルになっております。
かけるときも、取るときも、一瞬でスルンと気持ちよく使えます。