大型食洗機へのハードルが高すぎる
日本でフロントオープンの大型食洗機を入れるのはまだまだ一般的ではないようです。
かなりのスペースを取り、また高額でもあります。
私たちが家を建てる頃には、ほとんどのキッチンメーカーで大型食洗機は海外ブランドのミーレしか選べず、しかも高級グレードのキッチンシリーズから選ばないと、取り付けができないという状況でした。
地元の大工さんには、「大型なんて、大金持ちがつけるもんだ。うちは7人家族だったけど普通のサイズで妻は困ってなかった。」と言われました。
贅沢で未分不相応、と言われたような気がして恥ずかしくも感じましたが、最後まであきらめず、奮発したのには理由があります。
でも、このサイズは必須
一般的なサイズだと、調理器具は手洗いしたうえで、食洗機を2回は回さないと洗い終わらないと思うんです。
2回目は当然、一回目が終わるまで待たなくてはならない。
私は早く片付けを終わらせたいので2回目を待っていられず、調理器具と使用した食器の半分は手洗いして、半分だけ食洗機に入れて洗う、ということをしていました。
しかも効率よく食器を入れるには、コツがいるので、子どもにはお願いできませんでした。
一方大型だと、フライパンなどの調理器具も含めて5人家族分の食器を全部一度で洗えます。
少ない日なら、1日一回回すだけでよかったりもします。
多少ラフに入れても、食器が入り切るのでおおらかに扱えます。
大型であれば、別に高級ミーレでもなくても良かったのですが、1択しかなかったのでミーレです。
だけど、奮発してよかったと心から思えています。
子どもたちにもお願いできる
フロントオープンなので、まだ小さい次男でも、らくらくお皿を入れることができます。
(一般的な引き出し型の食洗機だと、背の低い子には難しいです。)
しかも、「センサーウォッシュ」のモードでは、下洗いが一切いらないので、食事が終わって食べ残しがなければ、そのまま食洗機に入れることができます。
始めは下洗いをしないことに抵抗があったのですが、むしろ洗ってしまうとセンサーが汚れを感知せずほとんど洗ってくれないとミーレの方に聞いて、そのまま入れるようになりました。
でも、本当にきれいになるんです。
一週間に一度高温で洗うようにしてるだけですが、今のところ匂いもなく、とても快適に使えています。
↓最後に自動で少し開くので、蒸れないのも匂いが少ない理由かもしれません。
家族みんなが自分で食器を下げて食洗機に入れてくれるようになって、ものすごく楽になりました。
食洗機に入れやすい形の食器
食洗機で全部洗いたい私なので、食器選びは、入れやすい形にこだわっています。
平たいお皿であれば、当然苦も無く入りますが、問題は深皿。
結論、食洗機に入れやすい食器とは、横から見たときに台形であるものです!
この形だと、食洗機の中できちんと立ち、中までキレイに洗えるんです。
横から見たときに、丸い形(お椀型)だと、食洗機の中では寝かせるしかなく場所を取ってしまいます。↓
↓でも台形なら立つ!
iittalaやロイヤルコペンハーゲンでもよく見られる台形のお皿ですが、我が家はお手頃価格のニトリとIKEAの食器を愛用しています。
一番良く使うニトリのお皿は廃盤になってしまったようなので悔やまれます…
我が家の台形お皿コレクション
もちろん台形ならスタッキングもきれいに決まり、しまいやすい!
大型食洗機がもう少し安価になり、一般的になることを願うばかりです。
たくさんの忙しいご家庭が少しでも楽になりますように。