家は味方

ADHD親子の、片付けられる家。

【2026保存版】ADHDの私が「壊れない」ためのタスク管理術(全5回)【第1回】概念編

「ちゃんとする」ためじゃなく、「壊れない」ために。ADHDの私がたどり着いた生存戦略としてのタスク管理

「タスク管理」という言葉を聞くと、どんなイメージを持ちますか?

「もっと効率よく仕事をするためのもの」「生産性を上げるためのもの」。
世間一般ではそうかもしれません。でも、私にとっては少し意味が違います。

 

3人の子育て、やんちゃな子犬、そして新しい仕事。 ADHD(不注意優勢型)の特性を持つ私にとって、カオスな日常を回すためのタスク管理は、「自分が壊れないための防具(鎧)」であり、「大切な家族に優しくあるための生存戦略」なのです。


目的は「バリバリ働く」ことではない

かつての私は、「普通の人が当たり前にできていること」ができない自分を責めていました。

マルチタスクが苦手で、時間の見積もりが甘く、気づけば夕方。
「あれもこれも終わっていない!」とパニックになり、そのイライラを家族にぶつけて自己嫌悪に陥る……そんな日々の繰り返しでした。


そこで私は、タスク管理の目的をガラリと変えました。 「もっとたくさんのタスクをこなす」ためではなく、「キャパオーバーで自分がパニックになるのを防ぐ」ために管理をするのだ、と。

 

敵は「ノイズ」と「フリーズ」

私たちの脳(ADHD脳)がクラッシュする原因は、主に2つあります。

  1. 脳内のノイズ: 「あれやらなきゃ」「これ忘れてた」という思考が頭の中で暴れ回り、脳のメモリ(ワーキングメモリ)を食いつぶしてしまうこと。
  2. フリーズ(思考停止): 情報過多になると、脳が処理しきれずにフリーズし、動けなくなってしまうこと。

 

これらは性格のせいではなく、脳の「実行機能」の特性です。

だからこそ、気合いや根性ではなく、「道具」と「仕組み」でカバーする必要があります。

 

この連載では、私が実践している「Task Walk」というアプリと「Alexa」を使った、「脳を外部に拡張する」具体的な方法をお伝えします。

これは、スーパーマンになるための方法ではありません。
カオスの中でも、私たちが笑って生きていくための「お守り」のようなお話です。

 

📢 この連載のロードマップ(全5回)

本連載では、以下のステップで「壊れないための仕組み」を作っていきます。


【第1回】概念編(今回) 「ちゃんとする」ためじゃなく、「壊れない」ための生存戦略

【第2回】戦略編 パニックを防ぐ3つの「防具」。時間盲と衝動性から自分を守る具体的な方法(タイムブロック、イエローリスト、状況整理)。

【第3回】ツール・実践編 私のスマホの中身を公開。「Googleカレンダー」だけでは足りない理由と、Task Walk & Alexaの使い分け。

【第4回】記録・セルフケア編 記録は「自分への愛」。事実を見て自分を許し、強制終了する前に「余白」を予約する技術。

【第5回】完結編 小鳥遊さんのお言葉『タスク管理は、最終的に「エンタメ」になる。』1年続けてわかった、お金も時間もかからない「脳へのご褒美」。

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まずは次回、私たちの脳の弱点をカバーする「3つの防具」についてお話しします。

生きづらさを手放すための具体的な戦略ですので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね。