家は武器

ADHD親子の、片付けられる家。

「なぜ持ち続けているか」を理解し「今できること」に変換しよう

あなたの捨てられないものはなんですか?

 

どうしても捨てられないものから
自分が大事にしたいこと、またそれ以外にも恥ずかしくて直視できないような、「憧れ」、「執着」なんかが見えてきてしまうことがあります。

 

私はこの3つがたぶんこれからも捨てられません。

 

①大学受験時の世界史ノート
シンガポールで購入した着物風ガウン
③退社時に同期がプレゼントしてくれたアルバム

 

それぞれ①「知性」②「気品」③「若さ」への憧れや執着が表れてしまっています。


全部、今の自分とはかけ離れたものなのに。

 

 

「必要」ってなんだろう

かつて一生懸命勉強したことも、もう殆ど覚えてないし

ガウンは全く着ないし

アルバムも子どもたちのおもちゃになってるだけだし…

「必要」ないのは明瞭です。

 

「過去への執着」「遠い憧れ」「今の自分を愛そう!」だとか。

ミニマリストさんや断捨離家さんからは、手放すべきって怒られてしまいそうです。

 

「憧れ」は捨てずに今に活用すれば良い!

でも、憧れって捨てるもんなのか?って反抗心がムクムクと!

おばちゃんが何かに憧れたら恥ずかしいことなのか?!

というか、物を捨てたところで、心に憧れは残ってしまうよ。

 

それなら。

もういっそのこと、今一度「知性」「気品」「若さ」への憧れを自分に許してしまおうではないか?

と開き直ってきてしまいました。

 

いくつになっても夢は見ていたい。

夢見てしまおうではないか。

それに沿って行動したらいいと。

 

捨てられない理由は「証」だから

ちなみに「若さ」っていうところについて詳しく。

単に今より20代は多少可愛かったとか、輝けるその時代に戻りたいとかではなくて

(全然輝いてなかったし、むしろその逆)

 

ああ、ちゃんと生きてた

失恋も仕事も死ぬほど辛かったけど

楽しいことも学ぶこともいっぱいだった

 

眠れないほど悩んだり

起きられないほど疲れたり

 

それでもなんとか生き延びた

 

その証みたいなもの

それが捨てられないのです。

 

「若さ」

新鮮な驚き、死にもの狂いの充実感。

そんな刺激がたまに欲しくなります。

毎日はもう要りませんが(胃もたれしちゃう)。

 

「何故持ち続けているか?」を理解し、「今できること」に変換しよう

モノと対峙して、それを持っている理由を自分に問うて、想いをすくい取る。

今度はその想いと対峙して、「今」できることは本当にないのか探す。

それが見つかれば、逆に手放せるように思います。