香りが苦手な家族と暮らす
息子は、五感が鋭く、特に強い香りが苦手です。
アロマのワークショップに参加したことがあるのですが、途中で断念。
ご飯が炊ける匂いにも吐き気を起こしてしまうことがあります。
柔軟剤はもうずっと使っていませんし、家族で長く過ごすスペースで香りを広げるようなことは、なるべくしないようにしています。
それでも香りを楽しみたい!
かくいう私も、強い香りはとても苦手。
先日久しぶりに電車に乗った際、様々な香りが入り混じる車内の空気に、気持ちが悪くなってしまいました。
でも、短時間にほんのり香るくらいなら楽しめます。
気分を落ち着けたり、リフレッシュさせてくれる効果を香りにお願いしたいときがあります。
密やかに、ささやかに、香りを楽しむ方法を書いてみたいと思います。
楽しみ方
①トイレで一吹き
個室のトイレにいつも、大好きな香りのスプレーを置いています。
こちらは地元の里山の間伐材からアロマを作っているLiccaというブランドのもの。
それぞれのトイレの雰囲気に合わせて、1階に落ち着いた深い香り、2階に気分が明るくなるような香りを置いています。
トイレに入ったら、フワッと一吹きして、深呼吸。
慌ただしい1日の中でも、トイレに行くたび意識的に一息ついてリフレッシュすると、焦りや不安がなだめられ、また心穏やかに過ごすことができます。
使用しているのは優しい自然な香りですし、トイレは常に換気扇が回っているので、すぐに香りがなくなります。
だから息子も困りません。
②玄関にひとたらし
お客様が来るときに、玄関のウッドディッシュにアロマオイルをひとたらし。
ドアを開けた瞬間だけほんのり香るくらいです。
玄関に長時間いることはないので、息子が嫌がることもありません。
アロマオイルはまたLiccaのものです。
杉なんて、花粉症の方(私もです)からすると敬遠されてしまうかもしれませんが、以外にもさわやかな柑橘を連想させる良い香りなんです。
他にも松、ヒノキの香りも持っています。オレンジやベルガモットとブレンドするのが好きです。
③メイクルームで自由に
お風呂の前に、私が座ってゆっくりメイクしたり、いろんな作業ができる部屋を作りました。
この部屋は2階の一番奥にあり、1日1回、夜お風呂に入るときにしか息子が来ないので、他の時間は自由に香りを楽しめます。
お気に入りの軽いオードトワレを一吹きしたり、ロールオンアロマを手につけたり、アロマを温めて香らせたり。
だいたい夜、子どもたちが寝た後ゆっくり過ごせる時に楽しみます。
短時間でも自分を深くケアできる
気分をリフレッシュさせてくれるなどの効果だけでなく、どんな香りを選ぶかで自分の気持ちに気が付けるのもいいなと思います。
日々の作業に追われていると、自分を見失いそうになることがありますが、1回深呼吸して香りを感じてみるだけで、自分をしっかりケアしてあげられている感覚が持てます。
香りの力を上手に借りて、良い時もあまり良くない時も、優しく穏やかに過ごしていきたいと思います。