ここはどこでしょうか?
①徒歩10分で駅につき、1時間少々で東京駅につく。
車で5分で大型スーパー&ホームセンター。
これを聞いて、どこがイメージされますか?
では、こちらはどこでしょうか。
②車で15分でスキー場、20分で湖につく。
春は桜が満開、野の花も咲き乱れ、夏は川遊び、秋は紅葉の中でSUP、カヌーを楽しめる。冬はスキー・スノボで雪遊びができる。
薪ストーブのある、美味しくて素敵な古民家カフェやレストランがある。
①は東京郊外、千葉県や埼玉県をイメージされるのではないでしょうか。
②はもちろん、山の中の田舎ですね。
実は両方、同じ場所なのです。
東京の家を売却、移住して来て、3年になります。
この暮らしをとっても愛しているので、ご紹介させてください。
子どもたちがのびのび大自然遊び!
参考↓
田舎には広い広い自由な場所があります。
大自然は奥深く、美しい。その反面、命に関わる危険もあります。
でもだからこそ、身に迫る感動があり、学びがあります。
基本的には与えられないので、楽しみを自分で作り出す必要があります。
自ら主体的に動き、感じようとしないと何も得られないのが田舎です。
私たちは、こういう環境で子育てをしたいと思いました。
座学も都会もバカになんかしてない。
そういうと、自然讃歌で終わる方も中にはいらっしゃいますが、座学も都会も、私たちは重要だと思っています。
東京と完全に縁を切って良いと思うなら、もっともっと大自然しかない場所に住居を移したでしょう。
通信教育やPCを使った勉強は、場所関係なくできるので取り組んでいます。
でも、東京を子どもたちに体感してもうことも、しっかり勉強して高校大学を選ぶことも大事だと思っているのでこの絶妙な立地にしたのです。
夫も仕事で東京に週に何度か通っています。(基本はテレワークですが)
活動内容によって場所を移し、都会と田舎を相対的に見られることは、多くの気づきを与えてくれると信じています。
いちばんは、ラクなこと。
と、真面目に書いてきましたが、実は田舎暮らしで一番気に入っているのは、何をするにも「気楽」なことです。
まず、夏は東京よりカラッとしていて涼しい。
冬はもちろん寒いですが、高気密高断熱の家を建てれば、雪が美しいだけ。
人口が少ないので、もちろんどの施設も駐車場も(もちろん無料)空いています。
並ぶ、待つ、ぶつかることをしばらく経験していません。
おしゃれをしたければすればいいし、したくなければしなくてもいい。
東京まで通勤している人、アウトドア関係の仕事の人、フリーランスの方、農家さん、とにかくいろんな職業の人達が一緒に住んでいます。
お互い全然違うからこそ、持ち物や住居や教育など比較しようがなく、どんぐりの背比べのようなことも皆無です。
地域の奉仕活動のようなものは多少ありますが牧歌的なもので、なんなら楽しめているくらい。
特に負担はありません。
予想以上に充実した3年間
移住して定住すると決めるまでに2年かけました。
合わないと思ったら東京に戻るつもりでした。
それでも、心配が晴れ、人に慣れ、すっかり気に入って家まで建ててしまいました。
- 田舎は習い事が少ないんじゃないか?→大間違い。
兄弟はバスケとスイミングに楽しく通っています。
そろそろスキーのチームにも入るかも?
- 私、退屈かな…?→大間違い。
いただく新鮮な野菜や果物で料理、庭の手入れ、古民家で行われるフラダンス教室を発見、趣味の活動も充実しました。
ちょうどいい田舎暮らしのすすめ
東京の物件がすごく値上がりしていて、手が出ないという方、千葉や埼玉も良いですが、群馬も穴場ですよ。
長野のようなブランドはないけれど、だからこそ飾らない、居心地の良い場所です。
毎日おしゃれな場所に行ってショッピングするわけじゃないとか、毎日通勤する必要がないとか、快適で確実に座れる新幹線通勤なら一時間半かけても良いかな、とちょっとでも思われたら、ぜひ検討してみてくださいね。いいところですよ。